世界が砂漠化している?!



■熊日(20230205)によると、こんな記事が目を引きました。

「温暖化や開発で拡大 毎年1200万ヘクタールが砂漠化」

 これは大問題ではないでしょうか。

 砂漠化には、定義があるようです。それはというと、

「土壌が劣化し植物が育ちにくくなること」だそうです。

 世界の陸地の4割が乾燥地域だそうで、これに温暖化や農地拡大等々で、砂漠化が進んでいるのだそうです。

 国連によると、毎年日本の3分の1にあたる1200万ヘクタールが砂漠化と干ばつに見舞われているらしいです。

■一方で、砂が足りないという問題が起きています。

 砂を何にするのか、それはというと、

 コンクリートの材料です。

 いまや、鉄筋コンクリートばかりですよね。これに、大量の砂を利用するのだそうです。

 特に、中国、建設ラッシュで、世界の砂を買い漁っているということです。

 普通に考えると、砂漠化しているから砂は足りると、素人考えにつながりますよね。

 ところが、この砂というのは、地球の形成においてつくられたものであって、ここ数年で砂漠化した砂は、材料としては使えないらしいのです。


■日本には、鳥取砂丘というのがありますが、これは砂漠ではないということです。

 ここにもラクダがいて、観光用になっていますが、エジプトのラクダの存在とは全くもって違うということになりますね。
(どちらのラクダにも乗ったことがあるのですがね!)

 ちなみに、世界には、次のような砂漠地帯があります。

・サハラ砂漠(907万㎢)
・グレートビクトリア(337万㎢)
・アラビア(246万㎢)
・中央アジア(194万㎢)
・北米(130万㎢)
・ゴビ砂漠(130万㎢)
・アタカマ(36万㎢)

 ま、いずれにせよ、この砂漠化、温暖化を回避しないといけないというのは、論を待ちませんよね。

 温暖化が気候変動をもたらし、砂漠化の原因となっています。
放牧による農地化も問題です。

 要するに、資本主義を改めないと、根本的解決には至らないと思うのですが、・・・・。