やっても無駄?

 

■防衛どころか、敵地攻撃能力を保有するの、しないの、財源は?という論議になってきていて、正直、怖さを感じざるを得ません。

 

 確かに、日本を取り巻く状況は、今までとは違うとは思います。

 

・まず経済的なバックボーンがなくなり、二流国家になっていること。

・台湾問題が急浮上していること。

・領土問題で、特に尖閣諸島における中国との駆け引き

・食料資源に、エネルギー資源のない国、日本の現状

・北朝鮮によるミサイル圧力

・ウクライナとロシアの戦争

 

■これらの状況からすると、今までとは明らかに違うとは思いますが、・・・・

 

 あえていうと、例えば、北朝鮮がミサイルを打ったとしても、その情報さえ、韓国やアメリカ経由で、日本は打った情報さえ知らないという生ぬるさです。

 さらには、jアラートでさえ、誤報という始末、それも日本列島をミサイルが超えた後にならすとかです。

 

 今でさえ、このような状況なのですから、何を今更という感じが否めません。今までの防衛費は何だったのかという感じなのですよね。

 

■これ以上、どこからお金を回すというのでしょうか。

 

 子どもの貧困とか、高齢化の問題、お金を使うところはたくさんあるのに、さらに巨大な防衛費、どこから持ってくるというのでしょうか。

 

 結局、選挙なのですよね。

 

 その方向性を指示しているのが「国民の多く」ということなのでしょうね。

 

 仕方がないのでしょうかね。多数決の原理というか、

 

■私は、「今、そこにある危機」にこそ、政府は対策を急ぐべきではないでしょうか。

 

 それが攻撃能力という方が大勢なのでしょうが、私が考える、今、そこにある危機とはたったの2つです。

 

1)食料問題(自給率37%) 1日1食で事足りるというのなら可能でしょうが。

 

2)エネルギー問題(自給率ほぼ0%)

 

 この2つを解決しながら、世界に日本がなくてはならないという結果を残していくしかないのだと思いますね。

 

 それこそが日本を守る唯一の対策だと信じているものです。