使用済油の争奪戦、幕開けそして風力発電
1)「天ぷら廃油 争奪戦」(朝日新聞20221022)
■SAFという持続可能な航空燃料の原料になるということで、今、天ぷら油の廃油がクローズアップされているということです。
コンビニが油提供の検討を始めたというニュースです。
■昨日でしたか、テレビで、福岡の運送業者社長が、豚骨ラーメンの汁をトラックの燃料に変えるというニュースをやっていました。
地球温暖化防止に役立てたいと言われていました。偉いなーと。
■さて、このSAFですが、国内生産はないらしく、海外で生産されているとのことです。
国産化を期待したいものですね。
2)風力発電の現況(熊日新聞20221022)
■「世界の風力発電」として、各種グラフが紹介してあります。
結果から言うと、中国がこの分野を牽引していて、世界の半分を中国が占め、日本は足元にも及びません。
日本の課題は、原発があって自然エネルギー対策が遅れたことが一番の原因だと私は考えていますが、記事では、台風とバードストライク(鳥が巻き込まれる)の課題があると書いてありました。
日本は、グリーンエネルギーへの投資がおそすぎたのですね。公害には世界に先駆けて対応できたのですが、環境へは後手後手に回っていて、今や世界から置いてきぼりを食らっています。
要は、時の政権の「姿勢」なのですよね。
投票が鍵を握っていますね。