値上げラッシュは仕方がない!!

 

1)食料品やガソリン値上げは当然!!

 

■どこのニュースや新聞を見たり読んだりしても、値上げラッシュで、生活難という記事が踊っています。

 

 これは当然だと思えます。

 

 理由は2つです。

 

①国力(技術開発や研究費等々の下落)低下で、円安となっている。

 

 国力があったのは、1980年代前後です。ソニー、パナソニックが家電で世界を席巻し、トヨタ等々の自動車産業の輸出攻勢で世界からバッシングを受けていた時代は日本の全盛期、「ジャパンアズNo.1」という本まで出版されていました。日本企業の世界有名企業の買収が相次いだのもこの頃です。

 

②その国の首根っこの3つを日本は手放した!

 

 それは、食料(農業)、エネルギー(もともとない!)、武器(憲法9条)です。

 

 後者2つは仕方がありません。武器がないことに賛成ですし、エネルギーも資源小国では仕方がありません。

 

 問題は、「食っていけない」ということです。農業を捨ててしまいました。なぜ、もっと農業人口を育てなかったのでしょうか、はっきりいえば補助金が少なかった、むしろ日本は護送船団方式で、工業を重視したのです。

 

 日本は食料を他国から抑えられたら終わりです。

 

 

2)だから値上げは仕方がない!

 

■というわけで、国力が下がれば、円が下がり、食料やエネルギーが高騰します。だから、輸出に頼る日本としては、痛みが伴うわけですね。

 

 なぜ、農業を手放したのでしょうか、自給率37%です。1日1食ならやっていけそうです、計算的には。

 

 なぜ、法律を改正して、国立公園内で地熱エネルギーを使えるようにしないのでしょうか、なぜ安易に原発に頼るのでしょうか、私は理由がわかりません。

 

■だから、値上げは、政治的な問題が絡んでいると考えます。そんな政党を国民が選んできたつけが回ってきているとも言えるのではないでしょうか。

 

 背に腹は代えられないといいます。どうすればいいのか、温暖化を食い止めるにはどうすればいいのか、食料を自給するにはどうすればいいのか、政治家や官僚ではなくして、国民一人ひとりが考える力をつけるべきではないでしょうか。

 

3)求められる「思考判断力」は我々大人にこそ求められている!!

 

■よく、子どもの「思考判断力」向上と言っているのですが、これは違います。

 

 大人の方こそ、停止していると思います。一人ひとりが考えないと、日本は沈下します。子どもの未来を考えるためには、子どももですが、それ以前に、大人の「思考判断力」の向上が必要だと思います。

 

 そのエビデンスの1つには、投票率がありますね。史上最低というのが多いですよね。思考していない証左です。思考停止状態ですよね。