■朝日新聞 20220911 「葛藤・・・」

 

■あの3・11の東北大震災の空撮を担当したNHKカメラマンの手記です。

 

 冒頭はこうです。

3月11日午後。この日のフライト予定なし。

 この後、緊急出動になるわけです。

 

■今回は、国語科として取り上げると、次のような文面が教材となりえます。

レンズを左へ動かした。黒い水の塊が川岸の集落を覆い、家や車を押し流し、畑をのみこんでいる。信じられぬ破壊の光景。頭の中がまっ白になった。

「黒い水」と「まっ白」が対比できますね。

 

■その一方で、道徳科の教材としては、文末の次の文章が記憶に残りました。

あの日、自分は一番安全な場所から撮っていた。そのことを少し、許してもらえた気持ちです。

 詳細は記事をご覧ください。身にしみたことでした。