悪しき資本主義

 

1)「訳あり作物 広がる販売支援」(朝日20220827)

 

■規格外(傷、形等々)の農作物支援の動きが強まっているというニュースです。

 

 詳細は記事を読んで頂くとして、なぜ、この時期にしかやれないのかという問題点ですよね。

 

 多分、戦争と異常気象の影響で、食料品の価格が高騰しているので、今まで見向きもされなかった、販売されなかった、規格外の農作物に焦点があたっているということでしょう。

 

■なぜ、尻に火がつかないと、人は行動できないのでしょうか。

 

 なぜ、日本人なのに、「もったいない」感覚が出て来なかったのでしょうか。

 

 結局はこうだと思います。

 

2)需給曲線!!

 

■これしかないですね。つまり、人々が求める需要と、提供する側の供給が落ち着く地点、これが今の、この支援なのでしょう。

 

 いやはや、どうして、「もったいない」がシステムに入ってこないのでしょうか。

こんなのは、政府や自治体が率先してやっていけば、もっと国や心身ともに豊かになったのではないでしょうか。

 

3)もったいない資本主義

 

■私は訴えます。だからといって、資本主義にかわるいいシステムは今のところないように思えます。

 

 たどしたら、「もったいない」を組み込んだ資本主義しかないと思うのですよね。

そして、次の言葉です。

 

「少欲知足」「吾唯足知」

 

 これらの価値観を含んだ資本主義を!!