地図をどう読むか!

 

1)朝日新聞(20220824)「大地がすき」

 

■シリーズ第4回目の見出しはこうです。

 

「人間の営み 地形図にくっきり」「由来や地名 お宝の山 自在に検索」

 

というものです。

 

 読図などというと、『山と溪谷』という月刊誌でよく特集されますよね。最新号はこうです。

 

「読図の基本」

 

 こちらも大変、勉強になります。今回は、記事からです。

 

 

2)記事の深掘り

 

■記事では、スコップマークで、深掘りが掲載されています。それを引用します。

 

1)自分の住む街を見て地図や見方に慣れよう。いつも見る地形や風景が、どのように表記されているのか。

2)土地利用図から地形分類を調べ、自宅やいつも行く所は昔はどんな場所だったかを調べよう。どんな災害に注意が必要だろうか。

3)標高・凹凸を示す地図から、陰影起伏図や赤色立体地図で各地の地形を確かめてみよう。

 こんなことが紹介されています。

 

■本文には、様々な読図方法が紹介されています。例えば、地名検索です。

 

 干拓地名になると、その箇所は、長方形の区画で仕切られ、道路もその通りというわけです。

 

 災害があるかどうかも地名からわかりますね。

 

■もちろん、その場所に行った方が、確実です。

 

 例えば、住宅に石積みがあるかどうかです。道路に面して造られている場合は、水害の恐れはないといえますが、道路から石積みをしている場合は、水害の恐れがあるという証拠になりますね。

 

3)地形図の知らせ

 

■文末に曰く、

 

地形図には、長年かけて大地に刻まれた人間の営みが秘められている。見る人の感性によって何かが浮かび出る。平板な地図が、いとおしくは思えまいか。

 

 地図と遊ぶことが重要ですね。新たな趣味になるかも?