コッパーベルトとは?

 

1)「コバルト源流 危険な採掘」(朝日20220813)

 

■コッパーベルトに似た言葉に、「コーヒーベルト」というのがありますね。これは、コーヒー豆がとれる地帯という意味です。つまり、コーヒー原産国ということになります。

 

 では、コッパーとは、ということになりますね。

 

 小見出しにこうあります。

 

「スマホ電池原料 コンゴで7割生産」

 

■これは、「アフリカはいま」という連載の第1回目です。

 

 コンゴという国では、7割ものコバルトを生産しているというのです。このコバルトがとれる地帯を「コッパーベルト」と呼んでいるのです。

 

2)危険な採掘の連続

 

■何が問題なのかというと、1つには児童労働です。

 

 これは児童の権利条約というので禁止されている行為なのですが、この地域ではまかり通っているということになりますね。

 

 結局、貧困が生み出す悪循環なわけです。

 

■そして、それを含んだ「搾取」問題ですね。

 

 手掘りで行われており、落石等々、事故が絶えず、利益は大企業に搾取されているということです。

 

 結局、フェアトレードという問題が出てくるわけですね。

 

3)スマホを使う時、電話をかける時、電気自動車を運転している時、このアフリカの児童労働が思いを馳せることができるのか

 

 この一言につきると思うのですよね。

 

 思いを馳せることができれば、フェアトレードや募金等々への行動へと進化していくのではないでしょうかね?