向岸流と離岸流

 

1)向岸流とは

 

■熊日(20220806)に「夏休み 水難事故防げ!」という記事が出ています。

 

 この記事は重要です。

 

 なぜなら、小中学校、高等学校で履修していないからです。

 

 満潮や干潮は学習しますが、向岸流などについては、初耳という方が多いのではないでしょうか。

 

 向岸流とは、沖からやってくる波のことを言うようです。岸へと押し寄せる波ですね。これが一連の流れとなって、向岸流というのだそうです。

 

2)離岸流とは

 

■逆に、引く波が一連の流れとなって、離岸流ということになりますね。

 

 事故はこの離岸流によって、沖へと流されていって、力尽きて、あるいは溺れて体が弱っていくわけです。

 

 普通に泳げる私でさえ、海水浴は足が立たなくなると、不安を感じるし、大きな波は正直言って「怖い」と感じます。

 

3)事故防止のためには

 

■まずはライフジャケットですよね。まさか、海水浴でする人はすくないでしょうが、小さい子には着せておいて損はないと感じます。

 

 今の子どもは、私ら世代より上の子どもと違って、体が弱いし、自然体験が少ないと考えられます。

 

 しかも、川や海というのは、プールと違って、波や流れ、深さがダントツ、違います。危険この上ないわけですよね。

 

 万が一、離岸流に乗った場合はどうするか、ということが記事に書かれています。

 

岸と並行に泳いで、 離岸流を抜け出した後、岸に向かって泳ぐ

 つまり、離岸流と垂直に泳ぐということですが、流された時、パニックになってこんなことを思い出せるでしょうかね。

 

 だから、ライフジャケットですよね。