デジタル・ダイエット 知っていましたか?

 

■ダイエットはダイエットでも、デジタルダイエットなのです。情報ダイエットなのです。スマホダイエットなのですね。

 

 ネット上にある真偽が定かでない情報に触れていると、大事な時に誤った認識をしてしまいかねない!!という問題です。

 

 朝日新聞(20220406)の「ネット情報 偏食 が招く不健康」というのから紹介します。

 

1)まずは、用語の解説から

 

アテンション・エコノミー:「人々の関心を引き付ける情報提供の仕組みを発達させてビジネスにする

 

情報ドック:「自らの健康を測る人間ドック版

(利用者が信頼性の高い情報を選ぶ指標となる情報版「カロリー表示」もある)

 

フィルターバブル:偏った情報ばかりを摂取する

 

エコーチェンバー:フェイクニュースを信じ、自分の意見に近い情報ばかりに接する

 

2)デジタル・ダイエットの本質論

 

■要はこうです。

 

・人は必ずにも正しい情報だけではなく、真偽不明でも見たいものを見て、信じたいものを信じる傾向がある。

 

・自分の情報環境が不健康でもいいので、見たいものを見たい。

 

・健康か不健康かの判断は難しいが、選択を誤り、損をする可能性があるというメッセージを伝えることが重要

 

・自らの健康度合いを認識して改善していく必要が高まっている。

■今一度、確認したいものですね。