■熊本日日新聞 2022年1月28日(金) 「過去を探る」は「未来知ること」
「科学」のコーナー
■「科学する人」という連載コーナーでの、とあり地質学者の言が、上の新聞見出しとなっております。
最近、頻繁に地震や火山噴火が起きています。そこで、予知というのが必要になってくるのですが、これは人間の力では自然の力には及びません。土台無理という話なのです。
つまるところは、こうです。
「温故知新」
「古きを訪ねて新しきを知る」ということわざですね。
氏によると、大地震の記録は、10回に満たないのだそうです。それもそうでしょうね、そんな頻繁にくるものではないからです。そこで、大切になってくるのが、やはり自然が教えてくれるというわけです。
曰く、
津波で運ばれた土砂、すなわち堆積物。地層の中には上下と異なる砂の層や、海の生物を含んだ層など、明らかに異質なものが現れる場合がある。それこそが津波が発生した証拠で
あるというわけです。
津波の化石!!
それを、氏は「津波の化石」と表現されています。
その調査結果では、3800年間に14回の巨大地震があったというのです。そして、子曰く
なるぬ、氏曰く、
「自然が何千年も前のことを教えてくれる」。過去を探ることが未来を知ることになつながる強調する。
さらなる研究に期待したいと思います。