■熊本日日新聞 2021年12月11日(土) 「上流・・・」

 

■水俣病の問題では、意外と新潟の水俣病については知らないものです。今日の記事では、「正念場を迎えた二つの訴訟」という見出しで、両水俣病のことが書かれています。

 

 そして、新潟水俣病のルポが書いてあります。小見出しはこうです。

「ルポ・新潟水俣病の 源流 たどる」

 

 水俣病はほぼ湾岸でした。新潟の場合は、山間でした。これがまずは大きな違いですね。こんな下りがあります。

 

垂れ流された水銀は川底に積もり、汚染は何十年にもわたって下流に及んだ。中・上流域の実態は見落とされてきたのではないか

 ここが大きな違いですよね。発電所をもっていたのは共通していますね。

 

■公式発見から水俣は65年、新潟は56年だそうで、原告が亡くなられないうちに、早い解決が望まれますね。