■朝日新聞 2021年11月13日(土) 「増える・・・」

 

■「パンドラの箱」をあけてしまった!と感じている昨今です。

 つまり、1人1台配布という施策です。私は、小学校にはいらないという考えです。それでもというなら、高学年からだと思っています。

 理由は、

1)検索ではなく、辞書を引こう!(いろいろな言葉の意味に触れよう!!) 紙の感覚を身に着けよう。

2)手で書こう!(指と脳はつながっています!)

3)体を鍛えよう!(生涯にわたって、体こそが資本です!)

 

■もっとアナログのよさを子どもの時から、経験させたいです。デジタルにつぎ込む時間をアナログで体験させたいです。中学校からでも遅くはありません。

 例えるなら、いきなり「包丁」を与えてしまったのですね、だから本来の目的とは違う使い方で他人を傷つけてしまう!

 

 よく推進派はいいます。「こんな案件も、最初は起こる、これを乗り越えていかねばならない」と。私はこれは綺麗事だと思っています。人が苦しめられているのに、こんなことは許されないと思っている一人です。

 一体、どんな世の中になってしまうのでしょうか。

 我々はアナログ体験があるからこそ、デジタルのよさもわかるわけです。しかし、今の子どもたちは、・・・・・。

 配布してしまった以上、何らかの喫緊の対策が必要ですよね。