■朝日新聞 2021年11月9日(火) 「10万円・・・」

 

■詳細は読んでいただくとして、私は不要だという考えです。ただでさえ、日本の借金は膨大に膨れ上がっています。この国を一般家庭に例えると、とっくの昔に自己破産していると言われる現況なのです。

 

 しかも、1980年台の「ジャパン アズ ナンバーワン」の10年間は過去の話で、もう国力はない状態です。ワクチンやマスクでさえ、自前で用意することができないほど、成り下がっているのです。人口も減少していて、少子高齢化はまったなしです。だれが、この借金を担っていくのでしょうか。「少子」の人々です。

 そこへ、10万円の税金を投入するとどうなるか、借金に借金を重ねているだけです。もっと大事に使うべきです。劣化しているインフラに投資すれば、そこから雇用が生まれ、給料が上がります。家計はうるおいます。

 

■一政党の「公約」に従うのではなく、もっと税金は有意義に、しっかりと考えて使って頂きたいと考えますね。つけは、それをもらった子どもたちへと跳ね返っていくのですから。今の奨学金と同じパターンではないでしょうか。