■朝日新聞 2021年9月17日(金) 「学校端末・・・」
■昨年、ICT教育推進校とは書いてないのですが、その視察が耐えない学校で、児童が端末をめぐるいじめで自殺をしたという問題です。
あってはならない問題が発生したわけですね。ご遺族にとっては、無念だったと思います。今までそこにいた子どもがいなくなるわけですから。
これは、全国どこでも起こり得る問題ではないでしょうか。似たような状況、環境がどこの県にもあると考えます。
これまでも、ラインだとか、スマホだとかの用語で、いじめ云々というのが喧伝されてきました。買い与えた親でさえ、管理ができない場合があるのに、35人から40人の子どもたちの端末を管理するというのは、担任一人では難しいと思うのですね。
全国一律、「所変われば品変わる」という問題を抜きにして、配付してしまったら、様々な問題が発生するというのは最初からわかっていたという「気」もします。
視力や体力調査、いじめ案件をこれでもかというくらい調査する一方で、タブレットを推進するという二律背反に、時代の流れ、コロナの要請とはいえ、現場にしてみては、パンク状態ではないのかという気がしないわけでは有りません。
■いつの世も、せっかちに事を進めると、いろいろな問題が発生するのだと思えます。もう少し、時間をかけて、他にタブレットに変わる改善策はなかったのか、利用方法はなかったのか、この辺りを「現場」単位で十二分に考えてから実施しても遅くなかったのかもしれません。
「スマホ脳」という問題も噴出しています。この先、時代は、世界はどうなっていくのか、見極めていかないと、大変な時代が到来するの「かも」しれません。