■朝日新聞 2021年7月1日(木) 「著者がとく」

 

■これは面白い企画だと思えました。

 大学入試問題に出された文章の著者が、その入試問題を解くという企画です。

 

 今回は、ラジオでもおなじみの小説家、小川洋子さんが登場です。

 2019年の東北大の入試問題に、小川氏の「ことり」の一部が掲載されたというわけです。

 

■この入試問題を著者が問いていく過程での、実際の解答例と意見を載せていくというもので、実に参考になりました。

 詳しくは記事をご覧ください。

 私は、著者による批判が多いのかと思いきや、そうではありませんでした。むしろ、好感を持たれていたようです。

 特に、入試問題を通して、文学に触れてほしいというような趣旨だったかと思います。

 私もこの「ことり」という作品を読んでみたくなったことでした。