■熊本日日新聞 2021年3月25日(木) 「一本・・・」

 

■柔道の古賀稔彦氏が永眠されました。ご冥福をお祈りします。

 ショックでした、53歳の若さです。92年のバルセロナ五輪での金メダル獲得は歴史に残る快挙でした。今でも思い出します。怪我をしてでの頂点、心技体が素晴らしいのでしょう。

 顔も凛とされていて、男前でした。芯が一本通っているという方でした。

 

■新聞で目に引いたコメントは、

「けがをしてから一度も柔道着を着られない状態。でも俊彦の目は死ぬどころか、ギラギラしていた。」

「精神面だけは絶対に自信があった。だから闘えた。」

「畳の上で一本を取る女優を演じてこい」

 素晴らしい方がまた一人他界され、寂しくなるばかりですね。