■西日本新聞 2021年3月10日(水) 「沈まぬことば」
■小学5年国語科では、方言と共通語というのを学習するわけですが、東京書籍では、今の時期に当たります。
教科書は1ページのみなのですが、この対比を行うのに、この新聞記事を使うと、生きた学習につながると思います。
■東日本大震災10年に寄せての記事です。小見出しに、こうあります。
言葉っこ大事にして生ぎでいくよ
おんばてんでんこ つながりを生んだ方言
被災によって、コミュニティが崩壊したことと、全国からのボランティアがやってきたことで方言がなくなっていったというわけです。
被災者は、標準語では伝わらない応援の気持ちが方言だと心に響くと言われます。また、若者はSNSで方言を使い始めているといいます。だから、大震災によって、逆に方言の訴える力が発見されたというわけです。
■その他、方言の重要性が描かれています。明日、これを元に、飛び入りで5年生に授業する予定です。この記事は、「上」となっていますので、明朝「下」も使って、授業する予定です。