■熊本日日新聞夕刊 2020年12月15日(火) 「デジタル・・・」

 

■今回のテーマは、「5G 超高速通信で変わる暮らし」とあります。

 Gとは、「世代」を意味する英語の頭文字で、5Gとは、第5世代という通信規格になるというわけです。

 1Gは1980年代の音声通話(アナログ)だそうで、私は使っていませんね。私が使いだしたのは、修学旅行で学校長から「買ってくれ」と言われて、初めてiphoneを買ったことでした。

 しかし、使いみちがなく、修学旅行で使うのみでした。その当時、6年生を3回連続担当したのでした。

 さて、5Gのいいところ、すごいところばかりがクローズアップされているのですが、これではいけないと思います。新聞が泣きます。

 なぜなら、何事も一長一短というのがあります。欠点が書いてないのです。

 

■最後に、「課題は」という項目があるのですが、そこには端末と基地局の問題のみです。これは、あくまでも機械側の問題です。なぜ、人間側の問題を出さないのでしょうか。

『デジタル毒』という本を読んでみてください。様々な問題が描かれています。4Gでこれだけ、では5Gとなると、・・・・

 私が心配しているのは、発達障害の増加です。デジタル毒が一因というのが書かれています。とある研修会で、ママが言っていました。育児にスマホは欠かせない、視力は考えるが、その他のことはエビデンスがない以上、育児に使わざるを得ない、むしろ使って楽になりましょう、なんて言われていたのを未だに覚えています。つい3年ほど前でした。

 大丈夫なのでしょうか。ヨーロッパでは、15歳まで使用禁止なのに!!(特に、イギリスは厳しいです)。日本だけが生ぬるいと書いてあります。