■熊本日日新聞 2020年9月13日(日) 「心・・・」
■ここは「手記」ということですので、投稿になるのでしょうかね。
今回は、75歳の女性の方が書かれた模様です。
まずは、高齢になってまでも、イタリアへスケッチ旅行をされるというバイタリティに脱帽です。観光というのなら、よくあることでしょうが、素晴らしいです。
さらには、私が言うのも何なのですが、文筆力があられます。エッセー風でうまいです。
■ポイントはここからです。スペイン人の子ども(兄弟)との触れ合いを書かれています。
旅は一期一会の最たるもの
という表現、さもありなん!と感じた次第でした。確かにそうだよなーと。
広場で絵を書いていたら、人懐っこく、その姉妹がやってきたというのです。そして、そこから単語の会話が始まるわけです。
現時点は、その5年後、著者は「あの子達はどうしているだろう」と振り返られるわけです。
私も若い時、よく旅行に行ったものです。旅で出会った人々は、今頃、どうされているだろうと、感慨にふけることが多い年代となってきました。
実に、この方の意見に同意することばかりでした。
■早く、旅行に簡単に出られるような日々になることを、祈るばかりですね。