■各紙 2020年9月6日(日) 著名テニス選手の記事

 

■よく、政治家の一挙手一投足に関して、事実を報じた後、「解説」がある場合がありますよね。こういうことを狙っているのではないかとか、昨今の事情を考えと、とかです。

 

 私は、昨今の著名男女のテニスプレーヤーに関しても、「解説」を出すべきだと思います。

 

■それはどんな解説か、例えば、以下のようなものです。

 

 昨日の試合で、○○選手は、黒人差別への問題としてマスクで表現したというのは実に素晴らしいことだ。

 一方で、格下との長時間にわたる試合の中で、ラケットをコートに投げつけるシーンがあった。これはいかがなものだろうか。むしろ、自分の力のなさ、体力や技術のなさ、相手の素晴らしさを認めるべきところであり、ラケットに当たり散らしてはいけないだろう。さも、道具が悪いという印象を与えかねない。

 よく、スポーツは「夢を売る仕事だ」という表現をすることがあり、これが事実なら、子どもたちに、負けたら、失敗したらラケットを投げつけろという「見本」になりはしないだろうか。

 野球のイチロー選手や松井選手が三振して、バットを投げつけたことを著者は見たことがない。超一流は、道具に感謝してスポーツをやっているはずである。道具に当たっても仕方がないのである。

 これは、男性の□□選手にも言えることである。よく、ラケットの投げつけるシーンがテレビで報道される。見ていて、みっともないと誰もが考えるのではないだろうか。こんなことをやっていては、いい成績は残せないのではないだろうか。

 まずは、負けようが勝とうが、今の自分を見つめることからしか、先は望めないだろう。

 こんな感じの解説をなぜしないのか、私にはメディアの仕組みがわかりません。唯一、類推できるのは、こんな解説を載せれば、二度と取材に応じてくれないからであろうと思われます。

 これが本当なら、世間の知識人が言われている、「メディアは嘘をつくから見ない、読まない」ということにつながって、結局は自分の首をしめることにならないでしょうか。

 結局、「権力者」には楯突くけど、・・・・ということに落ち着くのでしょうかね?