■各紙 2020年8月18日(火) 言

 

■まずは、熊本日日新聞から。

「ありがとうの反対語を知っていますか」と問い掛けていた。(中略ー村上)その答えは「当たり前です」と。

 これは「読者ひろば」からです。甲子園での交流試合の開会式の言だそうです。いいですね。有り難いの書き言葉から納得できますよね。実に意味深な言葉ですね。

 

■次に、朝日新聞から。

「日本人の食べる量は変わらないのに、なぜこんなに余るのか」「大量につくって大量にすてて経済を回していた」。生産者が憤る相手は消費社会の仕組みだと感じた。

 これは「ひと」欄からです。今回のコロナ騒動は、これらの問題をあぶり出したと考えています。もっと、必要な仕事というのを絞ったら、皆があくせくして働く必要がなくなるのではないかとも、感じた次第でした。

 コロナ禍は、いろいろと困った点が多かったのですが、人々の生活を一から考え直させたという意味では、たいへん大きな出来事ではなかったのでしょうか。