■熊本日日新聞 2020年7月19日(日) 「災禍・・・」

 

■温暖化しているか、していないかという論議が、私は馬鹿らしくなってきました。あの福島原発問題以前に、原子力セミナー講師(大学教授)は言っていました。

 個人的には温暖化ではなくして、寒冷化していると思っていると!

 

 原発は温暖化論議が前提でないと、意味不明になってしまうのですね。だから、その講師の言い分は、原発は不要だ、なぜなら温暖化していないのだからと!

 

■さて、今回の論壇では、著者がこう述べています。

 科学的証明が難しいと!!

①温室効果ガスの排出が、

②地球の大気中に蓄積され、

③これが地球全体の気温上昇を招き

④それが局所的な極端な気象現象をはじめとした影響をもたらし、

⑤人間活動に影響を与える

 こんな悠長なことを言っていていいのか、というような論調でもあるかと思います。

 

■この論考の中では、かなりカタカナ用語が登場します。

「ステークホルダー」(利害関係者) 「プラネタリー・バウンダリーズ」(地球の境界) 「トランスディシプリナリティ」(超学際) ・・・・

 カタカナを使う必要性があるのか、・・・・

 

■それはさておき、この「複合災害」は、地球温暖化以外ないと、私は「思います」。科学的証拠はわからないのですが、現実はそうと言わざるを得ないと考えますね。現に、海水面の温度上昇が今回の水害の現況と新聞ではすでに報道されております。

 かといって、対策はないですよね。だって、一人ひとりが毎日、贅沢なくらしを捨てられないわけですから、弱者に災害が引き寄せられているように感じる昨今です。