■熊本日日新聞 2020年6月18日(木) 「子ども・・・」
■小見出しに「スマホ、ゲームで急増」とあり、これが正しいと仮定すると、とある研究会での総論?がひっくり返る?と思ったことでした。
とあるスマホ、SNSの長たらしい研究会が毎年行われていて、つい数年前、第1回目だったか、その会に出ました。児童生徒から、生活安全系の警察官、教員、保護者、行政、様々な人が参加する、参加体験型研修会でした。コーディネーターは行政職の方でしたが、乳幼児にスマホを見せることをどう思うか?というような、課題が出されました。
多くの方がどちらかといえば賛成、私は反対派だったのですが、ここで挙手すると、絶対に意見を求められると考え、挙手できませんでした。とある保護者は、熱弁されました。
「視力低下というエビデンスがない以上、育児にスマホなしは考えられない」とのことでした。
■私は、「いやはや」と思わずにはいられませんでした。この子は、将来、どんな子になっていくのだろうと、危惧したことでした。生まれた時からスマホづけか!と。デジタル・ネイティブなんて言葉も盛んに言われているのですが、何事も「発達段階」というのがあるのだと、昭和の私は考えるものです。
私もエビデンスがない以上、机上の空論になってしまうので、これ以上はないのですが、この記事でエビデンスみたいなものが出てしまいましたね。
私は視力以上に、脳や感情に与える心配をしているものです。