■朝日新聞 2020年5月30日(土) 「スーホ・・・」
■「スーホの白い馬」、有名な作品ですよね。私も何度か、授業しました。その作者、赤羽末吉氏(90年没)の三男の奥様が、赤羽氏に関する著作を発表されたそうです。それによると、私が関心をもったのは、次の行です。
朴訥として、いつも楽しそうに絵を描いていた印象だったが、人生は波乱万丈。大変な目に遭いながら、力強く軽やかに生きてきたことがよくわかった。
さらに、
だからこそ絵本は本質をついたものでなければと考えていたし、そのためにたくさんの資料を読み、取材をした。
まさしく教材開発の極意だと思えました。
記事には、こうも書かれています。
「スーホ」の情景は、旧満州時代に旅した内モンゴルでのスケッチと写真がもとになり、雪に憧れて始めた雪国通いは「かさじそう」に生きた。(中略)
末吉の姿から、茂乃さんは「好きなことを続けることの大切さ」を学んだという。