■各紙 2020年4月2日(火) 聖武天皇・・・
■特に、熊本日日新聞なのですが、最近、「アマビエ」なる妖怪が頻繁に登場します。今日の新聞にも、こんな見出しがあります。1面フルカラーです。
「病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」
読者投稿イラスト特集となっています。
さらに、「山鹿市日輪寺 おびんずるさま」と題して、
「大仏の左手にタマネギ? 病治す象徴 コロナ鎮まれ」
とあります。これは今を遡る奈良時代の治世と似てきたといえないでしょうか。
■時は735年から737年でしたが、天然痘が大流行しました。聖武天皇は健在でしたが、側近を始め、多くの農民が感染してなくなっていきます。
安倍首相ではありませんが、聖武天皇はどうしたか、奈良の東大寺の大仏を建て、祈願に入ります。全国には、国分寺(熊本は水前寺近く)と国分尼寺を建てます。そして、頻繁に京を変えます。もし、首都東京が移転したら、ますます同じとなってきますね。
曰く、「歴史は繰り返す」
■今、熊本の紙面で見ると、似たような状況かなと思ってしまったことでした。歴史を紐解くと、面白いです。
ペスト菌を発見した北里柴三郎博士が次期1000円札に登場するのも、縁でしょうか。
ペスト後にルネサンスが始まり、ヨーロッパは社会が根底からひっくり返りました。キリスト教文化に対して、地動説登場、ガリレオ登場と、時代は「科学」へとひた走りました。自由経済、資本主義が始まり、英国の世界進出で、英語の共通語化、ゴルフ(農牧業の発展)が世界を席巻しました。
コレラ菌の場合は、インドからでしたが、飲料水から感染するといのがわかり、上下水道の整備が始まり、その他諸々のインフラが整備されていきました。
■今、、スペイン風邪が記事で紹介されていますが、休校措置を始め、手洗い・うがい等々、生き写しです。
歴史に学びでしょうか。
このコロナ禍の次にくる社会は、・・・・・
遠隔学習、テレワーク、資本主義の崩壊、AIによる仕事崩壊、様々な変革が行われるのでしょう。どんな社会へと変わっていくのでしょうか。