■朝日新聞 2020年3月27日(金) 「池上彰・・・」
■月1回のコラムです。今回のテーマは、「記者の共感力 あらわに」というものです。
要は、財務省職員自殺の問題です。この自殺をめぐり、遺族が国と上司を告訴したというものです。もともとは週刊文春がスクープし、それに新聞社が追随したという構図でした。
そのことを、各新聞紙がどう伝えたか、その伝え方に「共感力」こそが記者には求められているという内容です。
■その週刊文春はすでに売り切れ、今では文藝春秋のサイトで見られるということでした(宮崎日日新聞)。
池上氏は、「読者に寄り添う」とか「読者の視線で」というのはありふれているので、あえて「共感力」を言葉としたと述べておられます。
確かに、記者には重要な資質かもしれませんね。もちろん、記者に限らない話なのですがね。