■朝日新聞 2020年3月9日(月) 「ササニシキ・・・」
■昨日、米の話を書いたら、この記事と出合いました。シンクロニシティでしょうかね?
それはさておき、味比べをしていたうちの1つ、ササニシキ登場です。ササニシキは、、80、90年代初頭を代表する「美味い」米でした。ところが、魚沼産コシヒカリが台頭してきた頃、市場から名前が聞こえなくなってきていました。
その訳は、何と、93年の冷害で、冷害に耐えたコシヒカリに圧倒されたというのです。そうだったのですね。
■いまではどうなっているのか、ササニシキの子孫が生き延びているようです。コシヒカリは味はいいのですが、倒れやすく、いもち病に弱いとのことです。
病気に強ければ、農薬の量を減らせる。倒れにくければ、その分の労力がいらなくなる。
確かにそうですよね。そして、時代の変遷、今や米よりパン、あるいは中食といって、外食や弁当が増えてきていて、その分、外は固めでも中は柔らかい等々、微妙なさじ加減が必要になってきているようです。つまり、米の多様性というわけです。
多様性がなければ、環境の激変を乗り越えられない。
というわけで、ササニシキの子孫、例えば、「はえぬき」、「まっしぐら」、「ささ結」などです。
■いわゆる品種改良です。小5社会科農業編で役立つ図解がたくさんあります。保存版ですよ!!