■熊本日日新聞 2020年2月26日(水) 「がまの穂通信」

 

■伊藤比呂美氏による月1回のエッセーです。これは、理科の教材開発に繋がりますよ。氏は作家でありながら、理科的なことやはてなを見つけられるプロです。

 

 今回のはてなは、曰く

わたしは、(センダンの)葉が出て花が咲く時期に枝に残っている実を見たことがない。あの実たちはいったいどうなるのだろう。

 ね、凄い感性ですよね。実に参考になります。

 

■そして、専門家に答えを見つけられます。もちろん、観察してわからないからの策です。

 その方を「時の人」ならぬ、「鳥の人」と名付けられました。こんな落ちが最後にあるから、笑わせてくれます。

わたしはSさんのことを「鳥の人」と呼んでいて、Sさんを知らない友人に「鳥の人に聞いてみる」などと言っては、いったいそれは人か、それとも鳥かと不思議がられている。

 ね、上手いですよね。この通信、理科にとても役立ちます。愛読記事です!!