■朝日新聞 2019年12月30日(月) 「カナリアの歌」
■連載が始まりました。カナリアの歌、一体どんな意味があるのだろうと思っていたら、鉱山に例えて、鉱山では一酸化炭素中毒を防ぐため、敏感なカナリアを持ち込んでいたというのは知っていました。これなのです。つまり、地球温暖化が進んでいると言われているのですが、カナリアの声というか、歌が聞こえていますかという意味です。
■今回は、気温上昇による、台風やハリケーンの甚大なる被害や、そこまでいかなくても、温暖化の現象を皆が感づいているのではないか、つまりカナリアの声がなっているのではないかというわけなのです。
ネーミングがうまいなと思いましたが、そんなこと言っている状況ではありません。一例として、デンマークの氷床の崩壊がすさまじいようです。これにより、海面が0.1mm上昇したそうです。海水面の平均温度は0.54℃上昇、日本近海では1.12℃上昇、こうなってくると怖いですよね。
■今こそ、おざなりになっている総合学習で、環境教育を見つめ直したいものですね。