■朝日新聞 2019年11月27日(木) 「天声人語」
■今日の天声人語は、保健の学習で使えますね。インフルエンザです。
その予防接種の最高峰「ゾフルーザ」が効かなくなりつつあるような話題です。
何しろ、このインフルエンザ菌、20分で1回分裂するということです。それに対し、動物は世代交代を通じて進化するので、この菌の耐性にはおいつかないということでした。
■たとえがいいですね。発症後、薬での対応は軍事力、予防での対応は外交力と表現してあります。注射と耐性を持った菌との戦いを、「軍拡競争」とも表現してあります。
「マスギャザリング」という言葉も初めてしりました。大衆で菌に感染するリスクが大きいということを指すそうです。