■朝日新聞 2019年8月18日(日) 「特派員メモ」
■これはシリーズでして、今回はヨハネスブルグからです。この特派員の方は、先日も記事を書かれていましたが、今回は、この欄で登場です。
見出しは「お前を逮捕する」というもので、ドキッとしました。
結論からいうと、道路で警察官に停められて、アルコール検査をさせられたというものです。全くもって飲んでないのに、100%という表示(これもよくわからないのですが)、「逮捕する、警察署に行こう」と。
■警官が「本当にいいのか?」と尋ねてきたそうなので、「賄賂」と気付き、「行こう!」と応じたそうです。すると、警官は立ち去ったというのです。いやはや、アフリカって、実はこんなこと、あるのですよね。
■JICAでガーナに行った時、帰りの空港手続きで、賄賂を支払わされました。ホテルでは、全員、20kgだったか、スーツケースを皆で測りあい、重い人は軽い人へと荷物を移動したりして、「完璧」だったのに、空港検査で、重量オーバーというではありませんか。
多い分、お金を払えというわけです。押し問答したのですが、登場時間がやってくる、というわけで、8割ほど払ったのでしょうか。皆で出し合って、その場を凌いだというのがあります。
何しろ、アフリカの人々は荷物が半端ではないのです。多い、多い、どう見ても重そうなのに、一発バス、律儀な我々は制限内に治めているのに引っかかるという始末、難しい大陸だなーと思ったことでした。