■朝日新聞 2019年5月4日(土) 「薬・・・」
■抗菌加工品には、抗菌剤が練り込まれているのだそうですが、これをやると、使いすぎて耐性菌が生まれるというのです。
そこで、セミの羽を模した抗菌の仕組みを構築しているという記事です。クマゼミの羽の部分には、健康サンダルのような微細な突起があるのだそうで、ここに緑膿菌という細菌を垂らすと死滅するのだそうです。この構造を利用して、シリコン基板でナノレベル作って実験した結果、大腸菌が10万分の1まで減らしたというのです。
■これがどういうシステムなのか、科学者たちは、大腸菌がこの上で這い回る内に細胞膜にANAがあき体液がもれて死んでしまうのだろうと予想しているようです。
「薬剤を使わない抗菌加工」ができるようになるといいですね。