■朝日新聞 2018年10月28日(日) 「Reライフ・・・」

 

■連載のこのシリーズ、今回は「虫や花 子どもたちが正しく理解できるように」というテーマで、あの、小学生の市販ノートの表紙を飾る写真の写真家が特集されています。

 写真家曰く、チョウが飛び去っても撮ろうとしないのを「いいんですよ。自然は繰り返すと信じていますから」と。

 さすがですよね、私だったら慌てていることでしょう。こういう心がけでないと、いい写真はとれないのかもしれません。

 

■最近のノートから虫が消えたのは知っていました。理由もある程度、想定されました。案の定、2012年に虫の写真は中止になったのだそうです。理由は、保護者から「子どもが怖がる」との苦情が寄せられたからだそうです。商業主義だと、売れてなんぼの世界ですから、致し方ないのかもしれませんが、差別主義につながる見方かもしれませんよね。いやなものはイヤだをごり押ししていくというやり方のようにも思えます。多種多様な生物の世界です。ノートの表紙まで、そうなるとは!!

 

 表題の「正しい理解」にはつながらないように思えるのですが!!