■各紙 2018年10月18日(木) 「AI・・・」

 

■この件について、新聞比較をしてみます。

熊日 第27面最下段横書きにて「英検がAI自動採点を導入」

朝日 第3面中段縦書きにて「英検 AIが自動採点」

 

 文章量はあまり変わらないと思います。方や、熊日は27面の小さい記事、朝日は3面の大きな記事ときていますので、取り上げ方がまるで正反対です。

 読者層に違いがあるのかと思われます。つまり、熊日は英検には関係ない方々を想定、朝日は英検に興味のある方々を対象にしているということになるかと思います。

 

 一方、主語の問題です。熊日は英検というのを英語検定協会にすべきではないでしょうか。英検といったら、組織ではなくして、試験を指していると、「私」は解釈しているのですが、いかがでしょうか。朝日はAIが主語ですから、問題なしです。

 

■NIEに使えるとしたら、朝日となりますよね。受験生が対象ですから。この比較は、むしろ国語科の記事学習に使えます。同じ記事をどう配置するか、どう見せるかという問題に発展します。

 これは面白い学習になるのではないでしょうか。さらには、他の新聞も参照にしたいところですよね。