■熊本日日新聞 2018年6月3日(日) 「くまにち・・・」

 

■毎週日曜日の連載で、今回の見出しは「災異改元が示す災害の歴史」というテーマで、元号の名称と時期について書いてあります。とても勉強になりました。

 大化以来、平成は247番目の元号だそうで、元号の種類について紹介してあります。現在は代始改元(来年は違いますよね)ですが、以前は見出しの如く、「災異改元」が80回ほどあったということです。

 読んで字の如く、天変地異や社会混乱で改元してきたというのです。特に、江戸期の元号を見ると、数年で改元されているというのです。

 つまり、それだけ災害や混乱が多かったという裏返しとなります。富士山噴火の歴史と地形変容についても書いてあり、そうだったんだーと妙にうなずいたことでした。

 

■翻って、現在。昭和は後半30年は災害が少なかったが、平成は「内平外成、地平天成」の意味でしたが、災害の多い元号だったということになってしまうようです。

 次はどうなるのでしょう。

 元号で振り返る歴史、面白い教材となりそうです。