■熊本日日新聞夕刊 2018年3月6日(水) 「ビキニ・・・」

 

■1954年3月1日、アメリカによる水爆実験において、死の灰を浴びた語り部の女性が77歳で亡くなったという記事です。ご冥福をお祈りしたいと思います。

 これで、火学体験者は、21人になったということで、実験を語れる方が風前の灯火というわけです。

 この部分が釘付けでした。

「学校の外で食事をしていると、ご飯や体に粉がかかった。でも何か分からなかったからそのまま食べてしまったの。味はしなかった」

 その後、不具合が起きていくわけです。生々しいですね。自分だったらという立場に立たないと、だめですよね。

 3月1日ですので、この前後で語り継いでいきたいものです。