■各紙 2018年2月11日(日) 石牟礼道子氏、死去
■水俣病にずっと考えられ、行動されてきた、郷土の誇りの女性が90歳で他界されました。ご冥福をお祈りしたいと思います。
各紙の報道を読むと、氏の歴史は、水俣病の歴史でもあるなーと実感したことでした。朝日新聞のいくつかの関連記事の中の、とある記事の文末にこうありました。
「それ(石牟礼氏の作品を読む意味)は、経済のものさしだけで価値を測るかことに慣れきった私たちに、お金によらない価値を人びとが共有した豊穣な世界が、かつて確かに存在したことを教えてくれることではないだろうか。」
重い一文ですね。
■折しも、朝日の2面にはいつもより多めの「いちからわかる仮想通貨」というコーナーが設けられておりました。やっぱり、四六時中、四方八方、「お金」「お金」「お金」なのでしょうね。そういう私も、貯金や、退職金、年金やらを考えているわけです。価値観の転換、大事ですよね。