■熊本日日新聞 2017年8月19日(土) 「三角・・・」

 

■私は新採が三角小学校でしたので、感慨ひとしおなのです。世界遺産になった三角西港が開港130年ということで、その際に、建築にあたった囚人の供養がなされたというものです。69人がなくなっています。墓は、地元の人さえ知らないという、天草1号橋の根元にあります。私は、やはり社会科専門なのでしょうね、赴任して1年目にこの存在をしりました。三角小を3年で出る頃、開港100年に向けてというようなイベント告知が始まっていました。

 私は遠い小国中学校へと赴任しましたので、このイベントには参加できなかったのが、一番の辛い思い出となっていました。今回、130年ということで、私が教職35年目を迎えていて、もう本当、そんなに経ったんだーと、今では、新1号橋が建築途中です。2017年度完成なのだそうで、ますます三角の地が変わっていくなーという印象です。

 

■ぜひ、皆さん、この地元の墓に立ち寄ってください。

 話は変わって、当時の歓迎遠足は、この1号橋を渡った先の浜辺での歓迎行事だったのですよ。あの橋を400人が渡るのですから、今では考えられませんよね。危険ということで。