■各紙 2017年1月24日(火) 版数

 

■今回は版数について考えてみます。今まで、私は夕刊をとっていたので、セット版とか共通版というのが届いておりました。だから、版数を確認するすべがありませんでした。しかし、最近、夕刊記事と朝刊記事がダブっているなーと発見した時、版数を見たら、「3版」となっておりました。ここの変化がだぶりの始まりでしょうか。

 

■そこで、私は天草は本渡へと足を運んでみました。1版とか2版とかと思って購入してみたら、熊本市内の3版と同じものでした。ところで、版数というのは、1面の欄外左上に書かれている数字です。版数が少ないほど、最初に作られたというものです。故に、印刷所から遠い地区は、早く運ぶ必要があるので、版数がより小さい数字になるわけです。

 阿蘇はまだ調べていないのですが、本渡で変わらないので、ほぼ変わらないのかも知れません。ただ、道が悪いので、どうでしょうか。

 

■新聞社は、より正しい情報、詳しい情報を流すために、近い地域には一番鮮度のいいニュースが載ってくるということになるわけです。だから、全国紙を読むと、熊本なんて、かなり古いニュースが届いているということになるわけです。もちろん、今ではネット隆盛の時代ですから、原稿をデータで送って、地方の印刷所に渡しての印刷でしょうから、昔ほど差はないと思われます。しかし、デジタルで朝日新聞を見てみると、明らかに東京版と熊本版では違うのですよね。

 

■言いたいことは何か、県内だと今のところ、情報格差はないということになります。熊本中央部(新聞社に一番近いコンビニで購入してみましたが3版でした)だろうが、本渡だろうが、読んでいる新聞は同じという結論に達しました。昔は、違っていたような気がしていたのは、私だけでしょうか?

 こういうところにも目を向けていくと、その新聞社の特性がわかるかもしれませんね。