恒例の正月記事の紹介です。
■■■ 熊本日日新聞 ■■■
■熊日プレジデント倶楽部の表紙が一押しです。熊本城の
絵図が載せてありますよ。これだけでも永久保存版ですね。
■「しゃべるボール 考えるトイレ」
くまTOMOの一記事ですが、新年早々、女児のファッション
がなくてよかったです。冬休み中ですから、記事による影響
をとても考え込んでしまうからです。
それはさておき、上記記事はあとでも書きますが、ここでは
子ども向けに、「IoT」がよくわかる説明になっています。
子ども向けとしては、図もあって、とてもいいですね。
さらに、「世界が愛する熊本産」、これは世界に誇れる
熊本県ということになり、郷土愛という観点からもとても
よかったのではないでしょうか。
■「異端児 かじ取り いかに」
次期大統領のトランプ氏の秘話や考えが紹介してあり、
興味深く読んだことでした。70歳という年齢、レーガン氏
を超えるということで、一体、どんな世界になるのでしょう
か。西部劇出身のレーガン氏は、タカ派として知られ、当時、
戦争の匂いがするというようなことが叩かれました。
結果からいうと、『選択の自由』(フリードマン氏:
ノーベル経済学賞)で代表されるような、地域主導を訴え、
小さな政府となり、レーガノミクスで米国の経済を立て直し
ました。
さて、トランプ氏、酒やたばこは吸わない、4時間睡眠、
意外と何かをやってくれるのかもしれません。
■「液状化 住民負担ゼロに」
ここは私も取材に行きましたが、ものすごいの一言です。
もし、我が家だったら、誰に文句を言うのだろう!と、
考えてしまったことでした。
教師的には、ここが流路だったということ、このあたり
がポイントかなと思ったことでした。つまり、液状化の
場所を地図に落とし込んでいけば、昔の川が表れるという
ことです。
さて、この記事は被災者にとっては朗報ですよね。やっぱ
り、最後はお金ですからね。早く、元通りの生活ができる
ことをお祈りするばかりです。
■■■ 朝日新聞より ■■■
■「試される民主主義」
この記事の中で、印相に残った面を紹介します。
・「いじめっ子のような人物だと子に教えていたトランプ氏
が大統領になる。いったいなんて言えば?」
・「民主主義は危険思想とされていた。」
・「作られた多数派に、少数派が従わなければならなとした
ら。」
・「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ
行くのか、このゴーギャンの有名な作品は、見る者をさまざ
まな人間の物語に誘ってくれる。」
記事は2面続き、「民主主義」とは一体何なのか、という
ことを考えさせるいい内容でした!!
■「触りたい 最先端」
VR(仮想現実)の解説です。いやはや、すごい時代の
幕開けだと感じた次第でした。
15年から20年前に、育児をビデオやテレビに任せる
保護者が登場して、NHKで「サイレント・べービー」が
生まれているという番組を見たことがありました。泣かない、
笑わない赤ちゃんの登場です。
そして、ゲーム脳が喧伝されました。今は、スマホ脳と
言うのだそうです。この辺の問題は、以下の書籍に詳しいです。
『2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣』
(川島隆太監修 青春出版社)
すでに、フェイスブックでも、孫がスマホデビューなんて
いう投稿も登場してきました。
今後は、VR脳ということになるのでしょうか。
記事では、まさしく「触覚」ゲームの登場を歌ってあります。
リアルを知らず、バーチャルで生きていく時代なので
しょうか。私は、これから先の時代に、教育に、一抹の不安
を感じる一人です。
今後、影響なども紹介してほしいなーとつくづく思って
いるところです。
・サイレントべービーのその後
・ゲーム脳のその後
・スマホ脳のその後
・VRの将来への影響
■「モノのシェア 人をつなぎ社会を変える」
「シェアの時代」という連載になるようです。記事では、
熊本の方が登場しておりました。着物を貸したり、借りたり
する起業をされた方です。
政治では「分断」がキーワードとなっておりますが、
こちらではその反対「シェア」=分かち合いがキーワード
となっており、何かの裏返しなのかと感じたことでした。
昨年あたりから、「持たない生活」というのがはやり
出しました。これも、時代の流れなのでしょうね。
グラフと共に、以下のような言葉が登場しており、
とても印象的でした。
・大量生産・消費 三種の神器 一家に一台
・高級化・個性化 一人一台
・中古もOK みんなで一台
■■■ 読売新聞より ■■■
■「中国 海底に命名攻勢」
EEZ(排他的経済水域)周辺で、中国が海底地形の調査
を行い、中国語による命名申請を活発化させているという
内容でした。
海洋権益拡大を図る中国の今後の動きが問題だという
ことです。フィリピンとの問題、トランプ氏の政策等々、
問題含みの1年となりそうですね。
■■■ 毎日新聞より ■■■
■「封印破る白人優越主義」
冒頭の一文が衝撃的です。
「ユダヤ人や移民がいない白人だけの世界が理想だ。多文化
主義を捨てる時が来たんだ」
ネオナチ組織の言葉だそうです。
「ホワイトラッシュ」とは、「白人による揺り戻し」という
意味だそうです。
今回の米大統領選挙運動での、トランプ氏発言を、
「白人優越主義者は長くタブーだった自分たちの主張が
正当化されたと感じている」との分析が紹介されていました。
2面にも様々な情報が紹介されております。一体、世の中
はどう進んでいくのか、暗澹たる気分になる内容でした。
■東日印刷の広告「心をこめて 新聞印刷」がよかったです。
なぜなら、つがいの白鳥が向かい合っているシーンだったか
らです。
今年の干支を意味する広告でした。
■■■ 産経新聞より ■■■
■「平成30年史」
という連載が始まりました。「陛下は無言で立ち上がられた」
という見出しでした。
この題名から、そうか、もう平成も30年近くになるんだーと
感慨深げに読んだことでした。
この見出しは、平成が始まった、即位の儀式の時のこと
だそうです。天皇陛下のあり方を巡る問題の記事です。
2面3面には、平成年表が紹介されております。保存版に
なりますね。
■■■ 西日本新聞より ■■■
■「駅・・・ふと唄が生まれる気がする」
私にとって、最大の正月エンタメという特集でした。
・(1面)あの「春の小川」は、渋谷駅周辺を流れていたという
情報、へーでした!!
・(2面)「文豪愛した停車場」ということで、何と我が、
上熊本駅が紹介されておりますよ。住民が作った、鉄道唱歌
「上熊本駅」編があるのだそうです。
「旅路の人の目的は 森の都の城下町 漱石さんの昔より
玄関口ぞこの駅は」
【発問】さて、何駅でしょうか。
ここから、町探検や地域探検(小2/3年)に入っていき
たいものです(花園小では!!校区内ですから)
何しろ、昨年4月13日に漱石来熊120年記念式典があり、
その翌日、地震がきたわけでして、!!!
・(3面)2面からずっと、鉄道唱歌が紹介されているのです
が、中学地理の分野で、日本地誌の学習ができますよ!!
・(5面)面白いなーと思ったのは、費用を捻出するための
命名権でした。平成筑豊鉄道では「つり革オーナー」制度、
松浦鉄道では「列車命名権」の販売、南阿蘇鉄道では「枕木
オーナー」制度、ビジネスの参考になるのではないでしょうか。
・(11面)「幻の列車物語」ということで、「或る列車」が
紹介されておりました。中でも、九州鉄道(JRの前身)の
歴史が参考になりました。
・(12面)「廃線を訪ねて」ということで、高千穂鉄道が紹介
されておりました。まず、ここの駅名がいいです。まるで、
北海道の読めない地名にそっくりです。
「川水流」と書いて、「かわづる」、読めますか!
今では、スーパーカートが観光用に走っていますので、
ぜひ乗ってみたいと思っているところです。
・(13面)「動き続ける昇開橋」というのに、興味が湧き
ました。国鉄佐賀線が配線後、歩道橋になっているのだそう。
この面には、廃止になった路線が紹介してありますが、その
九州第1号となったのが、1984年の恵良ー肥後小国間の通称
宮原線です。何と、廃止になった4月に私が小国中に赴任し
たのでした。とても残念だったのを覚えております。
この駅舎跡地が今の物産館です。
■■■ 日本経済新聞より ■■■
■「断絶を超えて」
連載です。この「断絶」は今のところ、米国とか民主主義
ではありません。技術や歴史の「断絶」です。
第1回で紹介してあるのは、自動車部品であるプラグ生産の
日本特殊陶業(世界シェア4割)が人工骨の生産に乗り出した
というものです。
トヨタが2050年までに「脱・ガソリン車」を打ち出して以来、
この業界に躍り出たというものです。
他にも、パナソニック等々のことが紹介されております。
9面には、その続編で「破壊と創造の500年」というテーマで、
・大航海時代ー第1次産業革命(コロンブス・ワット)
・第2次産業革命ー明治維新(フォード・エジソン・モルガン・
岩崎弥太郎)
・デジタル革命、そして未来(井深・盛田・ジョブス・ゲイツ・
孫・馬雲・ザッカーバーグ)
興味を引いた記事に、こうありました。
「ある日、突然のように訪れる断絶は社会が保ってきた秩序
を壊し悲劇も生む」
「第1次産業革命で仕事を奪われた職人は機械を打ち壊す暴動に
走った」
今、10年後になくなる職業というのが言われて久しいのですが、
こうやって時代が変遷していくのでしょうね。江戸時代の武士が
明治になって職をなくし、西南戦争へと入っていったのと一緒
なのでしょうね。
痛みが伴うと言うことでしょう。興味の持てる記事でした。
■「IT未来 いま 広げよう人の能力」
後述しますが、ここでは、記事の内容を。
要するに、目的はここです。
「少子高齢化が進む日本の切り札になる」
「ITで人のためになるものをつくる」
ということです。
包丁と同じで、料理には便利ですが、心得違いで、殺人の
武器にもなります。ITもそうだと考えます。最後は、人心だと
思えます。
■「個性伸ばす」
プログラミング教育が目を引きました。第4次産業革命として、
AIやロボット技術を軸としたものが上がっているわけですが、
その一貫として、いよいよ小学校にもこれが上陸します。
竹内氏は、「プログラミングはロジカル(論理的)、
クリティカル(批評的)な考え方が身につく最適はツールだ」
と論破されます。
やること多いなーと思う昨今です!!!
■広告「南極×ミサワホーム」(ミサワホーム)
「夜を、昼にする技術」(キャノン)
前者は南極基地が載せてありますから、このまま地理教材
となりえます。
後者は、宇治の平等院鳳凰堂が載せられているので、この
まま歴史教材ですね。10円玉の表面と比べてみるのもいいで
すよね。
なお、この2つの広告は、別の新聞社の広告としてもあり
ました。
■■■ 日経MJ新聞より ■■■
(MJとは、Marketing Journalの略だそうです。日経流通新聞
ということらしいです。)
■「ピンの時代」
ピンとは何だろうと、最初に思いました。こんな授業をしたい
ですよね。「ウン? 何だ!」とね。
ピンとは、一人暮らしを意味するのだそう。それをする人が
確実に増えているという内容です。
一人旅行は2006年に11.2%だったのに対し、2015年は17.5%
だったそうです。生涯未婚率(50歳時点の未婚率)においては、
男性25%、女性15%です。教員世界でも未婚者が多いですよね。
そのライフスタイルが紹介されております。なお、「ぼっち」
とも言うそうです。
■■■ 日刊工業新聞より ■■■
■「I o T機器に伸びしろ」「未来を拓く日本力」
これが冒頭で「後に書きます」と言った部分です。この新聞社
だけでなく、多くの新聞で、ここ5年ほど、取り上げてあるテーマ
ですね。
私ははっきり言って反対です。というのは、ハッキングの心配
です。ハッカーによって乗っ取られたら、全てがパーになるの
ではないのかという視点です。
特に、危険なのが発電関係ではないでしょうか。小さな家電
くらいならいいのでしょうが、大きなことになってしまうと、
「命」に関わる人も大勢(病院関係)出てくるのではないで
しょうか。
AIも同じです。ロボットがいつか、人間を追い越す時期が
来るのでは、といういらぬ心配までしております。
映画の見過ぎでしょうか。スパイもの(例:ミッション・
インポッシブル)、未来的なもの(例:ターミネーター)
の見過ぎでしょうかね?
映画は意外と「地を行っている」と思ったことはありませんか。
便利になることはいいことだと思うのですが、限界がある
のではと思っているところです。
■「広がるシェアリング」
■ここでもシェアリングでした。もう本当、いろいろなシェア
リングがありますよね。ここでは、お金が介在するシェア
リングでした。