■熊本日日新聞 2016年12月27日(火) 「過労死・・・」

 

■中学や高校の進路指導では、この辺をしっかりと確認して、生徒を送り出すというのも、教員の仕事になってくるのかもしれませんね。東大を出て、とある大手広告会社に勤めていた女性が自殺をして、大きな社会問題となりました。こうでもならないと、メスが入らないというのも、日本の大きな問題なのかもしれません。進路指導で、その辺のことを確認する必要が出てきたといえるのではないでしょうかね?

 私が中学教員だった頃は、願書や面接で不適切な場所や箇所がなかったかというのが、大きな進路指導の1つだったと記憶しております。今は、これも含めて「過労死」というのも、大きな指導に入ってくるのかもしれませんね。

 

■せっかく週休2日制というのができあがったのに、今度はそれを抑制しようという動きが出てきました。学校現場もそうですよね。土曜日が復活するようです。

 「サービス残業 監視強化」という小見出しも踊っているのですが、部活動なんて、その頂点ではないでしょうか。夜は午後7時まで、朝は午前7時からの12時間営業、それに土日も試合や練習があるとなると、ですね。家庭を顧みる時間もない、夜は夜でクラスや明日の授業のこと、それに、部活を持つと、学級を2つ持つのと一緒ですからね。学校も「ブラック」といわれているのでしょうかね? もちろん、部活動の改革もやっと始まろうとしていますが、中学校はまだまだ続くでしょうから。

 いやむしろ、これは学校や大手広告会社だけの話ではなくして、これが日本の働く現場の実情なのかもしれませんよね。労働基準法という学習へも発展するのかもしれません。いろいろなことを考えさせてくれる記事でした。