■朝日新聞 2016年6月26日(日) 「瀬戸際・・・」

 

■今年の大学入試や高校入試は要注意ですね、EU離脱問題です。それまでは、我々世代は、ECやらECC等を学習してきていました。EUに関して、朝日には歴史を追って、加盟国の変化を図示化してあります。見ていて、私もそうだったなーと記憶をたどったくらいです。ちょうど、中学校教師でした。

 

【問い1】1986年にEUが発足しました。原6カ国を答えなさい。

フランス・(西)ドイツ・オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・イタリア

 

 この6カ国に、スペイン・ポルトガル・ギリシャ・イギリス・アイルランド・デンマークが加入して作られました。

 95年にスウェーデン・フィンランド・オーストリアが加盟しました。

 

【問い2】1999年に共通通貨が作られました。それをアルファベットで書きなさい。

EURO

 ユーロになる以前(大学生時)と直前にヨーロッパを旅したことはよかったです。なぜなら、隣国でありながら、当時は銃を持った兵士がパスポートを調べられる国(ドイツ)がありました。ユーロ後も数回、渡欧したのですが、今では、フリーパスです。検問所が残っている場所もあります。遺跡?となっているようです。

 

【問い3】2013年にクロアチアが28番目に加盟しました。では、欧州で加盟していないのは、どの国でしょうか。

スイス・ボスニアヘルツゴビナ・ユーゴスラビア・ノルウェー

 

 スイスはスイス銀行の情報開示システム、ノルウェーは北海油田等々のため、メリット・デメリットの判断の上、参加を見送っております。ですから、スイスは今でもスイスフランかな? ま、イギリスもポンドのままですが。

 

 なお、一昨年行った、中欧でも、独自紙幣を扱っている国がありました。チェコがチェココルナ、ハンガリーがフォリント、スロバキアはユーロでした。これは、国民投票もしくは財政上の問題が絡んでいるようです。

 

■記事は、小見出しで「EU、懐疑派の拡大を警戒」「英へいらだち 離婚手続き急ぐ」とあります。これからどうなっていくのか、見つめていくしかないですね。遠い欧州の問題というわけにはいきませんからね。