■熊本日日新聞 2016年5月21日(土) 「阿蘇市・・・」
■社会科ではなくして、道徳です。こんな写真、毎年登場します。いつ見てもきれいです。本来は夕日に映えてきれいな水田が、今年はモザイク状に見えます。地震で水が出ない、水がたまらないというわけです。
■いつも見慣れた風景が、そうではなくなる時がある、くるということだと思えます。この写真を見た時、平家物語の一節が浮かび上がってきました。「諸行無常の響きあり」という節です。いつまでも、いつも「変化しない」ということはない、この世は一瞬一瞬、変化しているのだというものです。「常は無い」ということだと思います。
■だからこそ、こうやって今朝、平和に暮らせる日々に感謝せざるを得ませんよね。「有り難い」とは「あり得ない」ということかと思います。こんなことを道徳で伝えていきたいものです。