■熊本日日新聞 2016年5月18日(水) 「新生面」
■最近、コラムが面白いです。中程に、こんな下りがあります。
「版画・彫刻家の浜田知明さんに”情報過多的人間”というブロンズ作品がある。パラボラアンテナのように大きく薄っぺらい耳、四つの目玉があちこちに飛び出し、長い舌が口から突き出している。情報過剰な現代の象徴だろうが、過敏な人間の五感が表現されているようにも見える」
■この文章を読んだら、図工の「絵画鑑賞」に生かすべきでしょう。浜田氏は熊本県人でご存命です。県立美術館にて無料で閲覧できます。そんな作品なので、この地震情報のデマ騒ぎ、正しいリテラシーを身につけるには、絶好のチャンスではないでしょうか。