■熊本日日新聞 2016年1月18日(月) 「みずみずしく・・・」

■「高級フルーツ デコポン」「土壌の水分で酸度調整」という小見出しがあります。今回の記事は、農家の工夫の学習にはもってこいですよ。小学3年社会科「農家の人の仕事ーミカン編ー」ということになりますね。
 デコポンは日本一だそうで、これまた最初からネタになりますよね。全国シェアの4割を占めているとのことです。

1)ポンカン+清美(食べたことありますか? ほとんどの方がないと思います。私は妻の実家がミカン農家なので、他品種の実験用ミカンを食べてきておりますよ)

2)「不知火」が品種名で、オレンジ自由化への対抗策

3)堆肥を用いた土作り・枝の剪定・摘果(ここまでは普通)

4)土壌の水分が少ないと酸度が高く、甘みが打ち消される性質==こまめな水管理(ビニールハウスの屋根だけビニールで覆い、配水パイプで土壌の水分量調節)

■経験が頼りとのことで、なかなか難しいということです。

5)酸度が高い場合は貯蔵して出荷、冷温倉庫も用いて、6月まで出荷可能

■この記事、次のミカンの授業まで保存ですね。