■熊本日日新聞 2015年10月16日(金) 「ソバ畑・・・」

■写真に掲載されている男性が元保護者とあっては、放ってはおけないと思い、今回選びました。シカやイノシシによる被害はここまでも随分と報道されてきたわけですが、こうまでソバ畑を食い尽くすとなると、尋常じゃありませんよね。
 もっとも、最も悪いのは人間なのでしょうが、しかし、現実を見ていると、理想論ばかりでは生きていくことが困難となってしまいます。

■今後の社会科の教科書には、限界集落とともに、この有害鳥獣の件も登場することでしょう。全国的な問題だからです。私は、まず対策として、
1)ハンターの育成(補助金を出すとか)
2)ジビエ料理の本格的施策(どんどん市場価値を上げ、開発していく)
3)狼問題(狼を導入せよという指摘があります)
4)農業振興(農家の激減)
5)最後は人間の自然との共生の再構築

■指摘には、ここ毎年、ジビエ料理を食べております。食べないことには広がらないということです。先日、人吉・霧島方面へ出かけたら、やっぱりシカが国道ではねられていました。これも多くなっているという証拠でしょうか。