■朝日新聞 2015年9月1日(火) 「九九・・・」

■何と、九九は中国から伝わり、それもいつ伝わったかは定かでないが、中国では、春秋時代(BC770年~BC403年)というから、恐ろしいです。しかも、「九九八十一」から唱えていたということです。だから「九九」だと! なるほど!!
■日本ではっきりしているのは、税制の関係で、7Cからだろうということです。九九木簡の存在です。970年には、子どもの教科書「口遊」(くちずさみ)に九九が登場しているのだとか。江戸時代には、商人にまで九九が広がり、庶民にも広まっていったのだそうです。
■「いんいちがいち」という最初の文句が始まったのは、大正末期からだそうです。カナダでは、12の段まであるということで、驚いた表記がしてあったのですが、インドは2桁✕2桁をやるのだそうですから、まだまだという印象でした。