■熊本日日新聞夕刊 2015年8月24日(月) 「テープ・・・」
■小見出しは「〇〇容疑者(伏せました) 防犯カメラに車」というものです。今回は、この記事自体を検証してみましょう!
問題だと思ったのは、写真です。どんな写真が載せられていたかというと、キャプションにこうあります。
「〇〇容疑者が粘着テープを購入したコンビニ。購入直後に車で〇〇君の遺棄現場に向かったとみられる」
■さて、コンビニを写す、載せる必要があるのでしょうか。とある有名なコンビニが、それとわかる感じで載せられております。このコンビニ、いい迷惑にならないでしょうか。むしろ、見出しからすれば、「同様の粘着テープ」とか、「カメラに写っていた〇〇容疑者」、あるいは「遺棄現場の様子」とかの写真が妥当といったところではないでしょうか。
この事件に、コンビニは関係ないはずです。文章を読んでも、コンビニを載せる必然性はありません。写真などの画像は、文章を補完したり、理解しやすくしたりするものだと思います。そういう視点で読んでいくと、「新聞の書き方」の学習につながるかと思います。
そういう意味で、この記事は使える記事です。しかし、事件が事件だけに、教育現場で使うことはできないでしょうが。
■小見出しは「〇〇容疑者(伏せました) 防犯カメラに車」というものです。今回は、この記事自体を検証してみましょう!
問題だと思ったのは、写真です。どんな写真が載せられていたかというと、キャプションにこうあります。
「〇〇容疑者が粘着テープを購入したコンビニ。購入直後に車で〇〇君の遺棄現場に向かったとみられる」
■さて、コンビニを写す、載せる必要があるのでしょうか。とある有名なコンビニが、それとわかる感じで載せられております。このコンビニ、いい迷惑にならないでしょうか。むしろ、見出しからすれば、「同様の粘着テープ」とか、「カメラに写っていた〇〇容疑者」、あるいは「遺棄現場の様子」とかの写真が妥当といったところではないでしょうか。
この事件に、コンビニは関係ないはずです。文章を読んでも、コンビニを載せる必然性はありません。写真などの画像は、文章を補完したり、理解しやすくしたりするものだと思います。そういう視点で読んでいくと、「新聞の書き方」の学習につながるかと思います。
そういう意味で、この記事は使える記事です。しかし、事件が事件だけに、教育現場で使うことはできないでしょうが。