■朝日新聞 2015年6月21日(日) 「ホルムズ海峡・・・」

■これは、今、話題の箇所です。政治的に学習するのではなく、地理として学習材料となります。この海峡は、私の高校時代から話題の場所でした。日本の首元となります。なぜなら、石油の通り道だからです。資源のない日本が生きていく道です。あの当時、米の太平洋艦隊が守って暮れるお陰で、日本の繁栄は成り立つと習ってきました。

■しかし、詳細にこの辺りの住民の生活を習った記憶はありません。イランだったか、カナートとかは習いましたが、重要な地点の割には、生活が見えなかったと思います。今、思えば。

■今回の記事では、オマーンのクムザという村の生活に焦点が当たっております。人口1500人、頼みの綱は船ということです。男は漁師、マグロからサワラまで何でもとれるという海だそうです。イランまで約50km、アラビア語とペルシャ語の交じった言葉をしゃべっているそうです。病気になったら、イランに渡るとのこと、また、イランから米国製タバコを買いにやってくるということでした。

■昨年でしたか、映画「キャプテン・フィリプス」で、この辺の村の貧乏さが海賊となっているというようなのが上映されましたので、一気にクローズアップというところでしょうか。